こんにちは。
卒業設計提出から早3ヶ月、皆様いかがお過ごしでしょうか。千葉大建築展メンバーは生活のリズムも出費も落ち着き、新しい環境で五月病にさいなまれているころかと思います。
今回のブログは、卒業設計の外部講評会についてまとめておきたいと思います。後輩のみなさんのご参考になれば幸いです。
建築学科の卒業設計は、大学内での講評会とは別に学生が自主運営する講評会がいくつかあります。会場・規模・審査方法などにそれぞれ特色があり、自分の経済力(登録料、模型輸送費、交通費etc…)やスケジュール、自分の作品への自信や勝算と相談しながらどの講評会に出展するかを決定します。
千葉大生がよく出展するものとメジャーどころをまとめてみました。日程や応募条件は2014年(一部2013年)のものです。
せんだいデザインリーグ2014 卒業設計日本一決定戦
会場 :せんだいメディアテーク、東北大学萩ホール(仙台)
出展料 :なし
登録期間:1/14-2/11,2/15
作品展示:3/9-16
公開審査:3/9
提出物 :A1パネル1枚、模型、A3ポートフォリオ
審査方法:予選(パネル・模型・ポートフォリオにより100選を選出)→セミファイナル(同様に10選を選出)→ファイナル(10選によるプレゼンテーション)
出展数500前後とアジア最大規模。審査のスピード感と作品や求められるテーマの新規性・キャッチーさが特徴的です。建築学生として卒制をやった記念にSDLに出したいという人は多いです。
入賞者:齋藤弦(特別賞)、飯澤元哉(ファイナリスト)、石黒萌子(100選)、竹之下賞子(100選)、菊池洋行(100選)
福岡デザインレビュー
会場 :アイランドシティ「ぐりんぐりん」(福岡)
出展料 :1000円
登録期間:1/25-2/7
作品展示:3/15-16
公開審査:3/15-16
提出物 :(予選)A3横使い1枚
審査方法:予選(100選選出)→第一次ポスターセッション(24名選出)→二次審査(プレゼンテーション60秒)
卒業設計以外にも、学部生の設計課題やコンペ作品の応募も可能です。2日間のポスターセッションとプレゼンテーションを通して出展者・来場者・審査員が一緒に作品についての理解を深めていく雰囲気があります。
全国合同卒業設計展「卒、」14
会場 :お台場SIM STUDIO(東京)
出展料 :8000円(SDL出展者は9000円)
登録期間:~2/19
作品展示:3/1-3
公開審査:3/1,3/2
提出物 :A1パネル1枚、模型、A3ポートフォリオ
審査方法:一次審査(パネルディスカッション3分、8選選出)→二次審査(プレゼンテーション4分)
1日目と2日目で別のクリティークにより独立した講評会を行います。出展者は首都圏の大学中心で、こじんまりしている分懇親会で先生方とお話するチャンスがあります。会場が東京なので比較的アクセスしやすいのも利点です。
入賞者:飯澤元哉(一日目一位、二日目二位)、酒井禅道(一日目三位)、齋藤弦(一日目三位、二日目二位)、竹之下賞子(一日目二位、二日目海野太一賞)
北海道卒業設計合同講評会2014
会場 :北海道大学遠友学舎(札幌)
出展料 :なし
登録期間:
作品展示:3/15-17
公開審査:3/15
提出物 :A1パネル1枚、模型、A3ポートフォリオ
審査方法:一次審査(10選選出)→二次審査(プレゼンテーション5分)
出展者は北海道在住者、出身者が中心。クリティークが豪華です。昨年は出展者全員プレゼンテーションしたそうで、こじんまりとしているが故のフレキシブルさが魅力的です。
入賞者:石黒萌子(優秀賞、中山英之賞)、宮崎智史(優秀賞)
デザイン女子No.1決定戦
会場 :サーウィンストンホテル2階メゾン・ド・オペラ(名古屋)
出展料 :なし
登録期間:2/19-3/4
作品展示:3/26-27
公開審査:3/26
提出物 :A1パネル縦1枚、模型、A3ポートフォリオ
審査方法:一次審査(A3ポートフォリオ6枚以内、47名選出)→二次審査(審査員巡回、7名選出)→ファイナル(プレゼンテーション7分)
女子のみの講評会。インテリア、プロダクトなど広い分野からの応募が可能なので刺激が得られそうです。会場のホテルが素敵です。
TETSUSON 2014
会場 :BankART Studio NYK(横浜)
出展料 :15000円
登録期間:2/19-3/4
作品展示:3/6-9
公開審査:3/9
提出物 :A1パネル縦1枚、模型、A3ポートフォリオ
審査方法:
1~3年生も参加可能な、絵画や彫刻、ダンスなど他分野にわたる卒業制作の合同講評会です。会場が首都圏でアクセスしやすいです。スタッフをやっている千葉大生もちらほら。
その他にも、赤レンガ卒業設計展(関東圏の16大学合同講評会、3/26-30@横浜)やDiploma × KYOTO ‘14(関西圏、2/22-24@京都みやこめっせ)、学内講評会で優秀だった作品が出展される千葉県建築学生賞(千葉県内の大学・専門・高専による、3/14-16@Qiball)、レモン展(全国の大学・専門・高専による、5/27-30@明治大学駿河台校舎)といった展示会があります。学部生のころはカメラ片手に観に行き、設計課題の参考にさせていただきました。千葉県建築学生賞では最優秀賞に酒井禅道、優秀賞に飯澤元哉が入賞しました。ともに全国にも出展します。レモン展には齋藤弦が出展します。
提出物や手続きの締め切りが建築展の準備と重なったり、模型輸送費や交通費が意外とかさむなどの大変な面がある一方、学内とは異なる評価軸で丁寧に講評してもらえる、賞歴やコネクションといった就活に生きる材料ができる、色んなひとに見てもらえる、友達やライバルができるなどの素敵な面がありました。
一生に一度の卒業設計、ぜひ学校外でも自分を試してみてはいかがでしょうか。
文責:竹之下





